The 25th Jellicle

CATS用語集

当サイトにてよく使用される『CATS用語』です。ご参考までに。

あ行

握手(あくしゅ)

CATSではフィナーレで、ネコ(役者さん)達が舞台から降りてきてお客さんと握手してくれます。
どのネコがどの席を担当するのか大体決まっていて、把握しているリピーターは、自分のお気に入りのネコを狙ってチケットを取ったりします。(笑)

アリア(ありあ)

劇中劇『グロールタイガー~海賊猫の最後』で、グロールタイガーとグリドルボーンが出会う場面の、イタリア語で歌う部分を指しています。
意味は直訳すると以下の通りです。(間違っていたらゴメンなさい)
・グリドルボーン:[キ・エ・ラ(Chi e la)]=あなたは誰ですか?
・グロールタイガー:[ミ・アモーレ(Mi amore)]=私の恋人
・グリドルボーン:[ソノ・クゥイ(Sono qui)]=私はここです
※ 過去に四季公式HPでは「[Sono qui]=そこにいるのは」になっていました。(謎)

王子ランパス(おうじらんぱす)

幸田亮一さん演じるランパスキャットのこと。(笑)
[ランパス(rumpus:大騒ぎ)]というイメージからはほど遠い、ダンスの柔らかさ、優雅さ、ロイヤルな笑顔、丁寧な握手などから、『王子ランパス』とお呼びしています。
単に幸田さんのことを『王子』とお呼びしている場合もあります。

か行

回転席(かいてんせき)

オーヴァーチュアで、舞台と一緒にぐるりと半回転する座席のこと。
(座席自体がぐるりと回る訳ではありません)
入場時には舞台の奥側にあり、半回転することで本来の座席位置になります。
回転席はCATSシアターにしかありません。
既存の劇場でのCATS公演の場合は、舞台のみが回転します。

黄マキャ(きまきゃ)

犯罪王の姿ではなく、黄色のオス猫姿のマキャヴィティのこと。
黄色いマキャヴィティ。略して黄マキャ。
『素のマキャヴィティ』の略で『素マキャ』と呼ぶこともあります。⇒『素マキャ』参照

CATSシアター(きゃっつしあたー)

CATS公演のために作られた、CATS専用の劇場。(そのまんま)
初演の1983年東京公演から1998年札幌公演までのCATS公演の為に、公演地ごとに作られ巨大なテント劇場を指すことも。

旧CATS(きゅうきゃっつ)

初演の1983年11月東京公演~1998年3月札幌公演までの四季版CATSのこと。

グリドル・ピット(ぐりどる・ぴっと)

劇中劇『グロールタイガー~海賊猫の最後』で、グリドルボーン登場時に使われる小部屋。
上手キャットウォークにあります。
2003年の静岡公演から使われるようになりました。

クリュー(くりゅー)

劇中劇『グロールタイガー~海賊猫の最後』のグロールタイガーの荒くれ部下。
マンカストラップ、ラム・タム・タガー、ミストフェリーズ、マンゴジェリー、スキンブルシャンクスの5匹が扮しています。

グレート・ランパスキャット(ぐれーと・らんぱすきゃっと)

原作に出てくる、犬同士のケンカの仲裁に入ったケンカ猫。
海外(国によるみたいですが)のCATSでは、このグレート・ランパスキャットのナンバーが存在します。
ちなみに、このグレート・ランパスキャットは、どう見ても猫に見えない容姿をしています。(笑)
四季版CATSでも、ごく初期の頃は存在していたナンバーですが、演出上の都合なのか、途中から無くなってしまいました。
※ 2018年の大井町公演から装いも新たに復活しました。

黒マキャ(くろまきゃ)

犯罪王の姿のマキャヴィティのこと。黒いマキャヴィティ。略して黒マキャ。

ゴキブリ(ごきぶり)

『ジェニエニドッツ~おばさん猫』で、ジェニエニドッツ、マンカストラップ、ラム・タム・タガー、ミストフェリーズ、グリザベラ、オールドデュトロノミー、3ガールズ(タントミール、ジェミマ、ジェリーロラム)以外の15匹が扮します。
が、たまに何匹か抜けて、ゴキブリが15匹以下になることもあるようです。

御三家(ごさんけ)

マンカストラップ、ラム・タム・タガー、ミストフェリーズの3匹のこと。

ごちそうリレー(ごちそうりれー)

『バストファージョーンズ~大人物?』での配膳マイムのこと。
取り巻きのネコたちは、つまみ食いとか、イロイロ遊んでます。
2015年の札幌公演から無くなりました。

ゴミ(ごみ)

CATSの舞台は都会の片隅のゴミ捨て場なので、劇場内がゴミのセットで埋め尽くされてます。
セットのゴミは全て猫の目から見た大きさで、約3倍の大きさで作られています。

さ行

サイアミーズ(さいあみーず)

劇中劇『グロールタイガー~海賊猫の最後』で登場するシャム猫軍。
グロールタイガー、グリドルボーン、グリザベラ、オールドデュトロノミー、スキンブルシャンクス以外の全員が扮します。
劇中劇の最後の旗の場面では、クリューを演じていた4匹(スキンブルシャンクスを除く)もシャム猫軍に扮して登場します。

サイン(さいん)

幕間にオールドデュトロノミー1匹が舞台に残って、並んだお客さんにサインのサービスをしてくれること。
現在は、安全面やお客さんのマナーなどが原因で中止になっています。

32回転(さんじゅうにかいてん)

『ミストフェリーズ~マジック猫』で、ミストフェリーズが片足でクルクル回る振付け(『フェッテ・ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・トゥールナン』というバレエの技)のこと。
実際にはなかなか32回転出来ないようです。
この32回転技は『白鳥の湖』のオディール(黒鳥)で有名だそうです。
『ミストフェリーズ(黒猫)』と『オディール(黒鳥)』を引っ掛けてあるのかもしれません。

シアター・イン・シアター(しあたー・いん・しあたー)

「劇場の中に、もう1つの舞台設備を、そっくりそのまま作ってしまう」という、既存の劇場でCATSを上演する時に使う手法。
舞台改修の必要がほとんどなく、舞台設営にかかる時間を大幅に短縮出来るらしいです。

ジェリクル(じぇりくる)

『Jellicle/ジェリクル』は原作者エリオットの造語です。
原作の註では、[Jelly:柔らかくて、プリプリした]と[-cle:ラテン語のclueの異形で「小さな」ものを表す接尾辞]の造語となってますが、四季公式HPによると[jewelry:宝石類、アクセサリー]と[miracle:奇跡]の造語でもあるようです。
『ジェリクル・ボール』での「♪ジェリクルキャッツは むしろ小さめ♪」の辺りでは前者のイメージが強いですが、演目全体が通して持つ『Jellicle』となれば、後者のイメージの方が強いかもしれません。

新生CATS(しんせいきゃっつ)

1998年7月福岡公演~現在に至る四季版CATSのこと。

3ガールズ(すりーがーるず)

『ジェニエニドッツ~おばさん猫』ではジェニエニドッツを、『ラム・タム・タガー~つっぱり猫』ではラム・タム・タガーを紹介する雌猫。
ジェリーロラム、タントミール、ジェミマの3匹。
ただし『バストファージョーンズ~大人物?』での3ガールズは、ジェニエニドッツ、シラバブ、ジェリーロラムの3匹になります。

素マキャ(すまきゃ)

犯罪王の姿ではなく、素の姿のマキャヴィティのこと。素のマキャヴィティ。略して素マキャ。
ちなみに、海外版のCATSでは、素マキャに『プラトー』という名前が付いてたりします。
なので『素マキャ・黄マキャ』のことを『プラトー』と呼ぶこともあります。

た行

隊長(たいちょう)

劇中劇『グロールタイガー~海賊猫の最後』内のシャム猫軍団の隊長のこと。
ギルバートが扮してます。

タガー拉致席(たがーらちせき)

『ラム・タム・タガー~つっぱり猫』でタガーに拉致される可能性の高い座席ゾーン。
センターブロック前方で、やや下手のスロープ付近のようです。
ちなみに、男の人が拉致されることはありません。

タガー〆(たがーじめ)

カーテンコールの何度目かで、タガーが1匹だけ舞台に残って最後に盛り上げてくれること。
必ずある訳ではありません。お客さんのノリとエネルギー次第?

どうでしょう?マンゴジェリー?(どうでしょう?まんごじぇりー?)

『マキャヴィティ~犯罪王』に出てくるセリフ。 会話や文末の言葉が「~どうでしょう?」で終われば、「マンゴジェリー?」と続けてしまう、CATSファンの性(さが)のあらわれです。(笑)
もちろん「どうでしょう?グリドルボーン?」に続くこともあります。

な行

にらめっこ(にらめっこ)

『ネーミング・オブ・キャッツ~猫の名』で舞台から客席に降りてきた猫達が、セリフを言いながらうろついたり、お客さんの目を覗き込んで来る演出。(一体誰が名付けたのか……?)

ネーミング(ねーみんぐ)

『ジェリクルソング』の後の、『ネーミング・オブ・キャッツ~猫の名』の略称。

猫(ねこ)

ミュージカルCATSの略称。中国語での演目名表記はホントに『猫』です。

ネズミ(ねずみ)

『ジェニエニドッツ~おばさん猫』で登場するネズミのこと。
シラバブ、ランペルティーザ、カッサンドラが扮してます。

は行

パンダ(ぱんだ)

『ラム・タム・タガー~つっぱり猫』で、タガーに興味の無いシラバブがじゃれているぬいぐるみ。
舞台上手にあります。

ビデオCATS(びでおきゃっつ)

1998年収録。ライブビデオではなくビデオ用に収録された映像版CATSです。
海外のCATSカンパニーの中から集められた役者さんたちが出演してます。
出てくる猫の数やデザイン、キャラクター、振付けなどが四季版と違ってます。
ところどころ、歌詞やダンスセクションがカットされています。
中でも、劇中劇『グロールタイガー~海賊猫の最後』は完全にカットされています。
2003年に日本でもDVDが発売されました。内容はビデオと同じです。

棒ギル(ぼうぎる)

千葉ヒカルさん演じるギルバートのこと。
千葉ギルの時のみ、グロールタイガーナンバーでのシャム猫軍の隊長の武器が『棒 (菜箸)』になります。
他の役者さんが演じるギルの武器は『剣』です。
ちなみに、この『剣』は隊長が持っているのも、シャム猫軍が持っているのも、バターナイフです。

ま行

マイナーズ(まいなーず)

自身のナンバーを持たないアンサンブル的雄猫たちのこと。
ランパスキャット、コリコパット、ギルバート、カーバケッティ、タンブルブルータスが該当します。(黄マキャも入るかな?)
中でも、ランパスキャット、コリコパット、ギルバート、カーバケッティの4匹を指していることが多いです。

マンカスダッシュ(まんかすだっしゅ)

『マンゴジェリーとランペルティーザ~小泥棒』の直前に舞台を見回ってからハケるときと、『マキャヴィティ~犯罪王』の冒頭でマキャヴィティとオールドデュトロノミーを追いかけるときに、マンカスが客席奥に向かって下手スロープ~客席通路を走り抜けること。
便宜上、管理人が勝手にネーミングして作った用語です。

目チカ(めちか)

オーバーチュアの暗闇の中で猫達がチカチカと光る猫目のゴーグルを付けて、客席内を動き回る演出。
お客さんの顔を覗き込んで来ることもあります。
暗いので猫の判別は結構難しいです。(一体誰が名付けたのか……?)

や行

ヤクマン(やくまん)

『スキンブルシャンクス~鉄道猫』の「♪ヤクザな奴も…♪」のフレーズとともに、舞台上手から登場して、ヤクザな奴を演じるマンカストラップのこと。
ヤクザなマンカス、略してヤクマン。
俳優さんの演じ方によっては、ヤクザと言うよりチンピラだったり……?

ら行

リーダー(りーだー)

マンカストラップのこと。
歌やセリフにあるように、『ジェリクルリーダー』はオールドデュトロノミーのことですが、単に『リーダー』と呼ぶ場合は、マンカストラップのことを指しています。

inserted by FC2 system