The 25th Jellicle

ハンガリー・キャスト盤

※ 機械翻訳を多用してます。
  直接日本語に翻訳出来なかったため、「ハンガリー語 → 英語 → 日本語」の順で翻訳しています。



登場猫

ハンガリーのマダーチ劇場サイトによると、以下の猫が登場するようです。

Grizabella Victoria / Gimb-Gömb
Mindlevery Lengelingéla
Bombalurina Cassandra
Old Csendbelenn Tus / Gastrofar George
Munkustrapp Micsel Rumli
Mefisztulész Ⅰ. Mefisztulész Ⅱ. / Nagy Hirig Macska
Quaxo Ben Mickering
Elvisz Trén Koricipat
Sam Mitsegél

誰が誰だか分からないくらい、名前がかなり変わってしまってる猫が多いです。(名前については後述)
ややこしいので四季猫の名前で書き進めます。

マダーチ劇場サイトにマキャヴィティの名前はありませんが、ナンバーが存在しますので、キャラ名として加えました。
また、付属のカードには18人のキャスト名が書かれているので、上記以外の猫も存在しているようです。
(あくまで推測ですが、シラバブあるいはジェミマに相当する猫と思われます)

ジェリーロラムがいません。

ヴィクトリアとジェニエニドッツで1人2役です。(えええぇぇ)

アスパラガスとバストファージョーンズで1人2役です。
表記はありませんが、おそらくグロールタイガー(たぶん違う名前になってる)も演じていて、実際は四季猫と同じように1人3役なのではないかと。

クアックソーとミストフェリーズが別猫です。
そして、そのミストフェリーズに1号と2号がいます
さらに2号の役者さんは、1人2役でランパスキャットも演じているようです。



登場猫の名前について

前述の通り、原形をとどめていない猫が多いです。

ジェニエニドッツ:

綴りは「Gimb-Gömb」。
正しい発音はともかく、「ギン・ガン(ブ)」と聞こえます。
後半の[gömb]には[sphere:球体]という意味があるようです。
「座って座って座り続けて、球体のように丸々と太っちゃった」といった感じなのでしょうか。

ランペルティーザ:

綴りは「Mindlevery」。
正しい発音はともかく、「ミンデレベリー」と聞こえます。

ディミータ:

綴りは「Lengelingéla」。
発音は不明です。

オールドデュトロノミー:

綴りは「Old Csendbelenn」。
正しい発音はともかく、「オールド・チェンドベレン」と聞こえます。

アスパラガス:

綴りは「Tus」。
正しい発音はともかく、「トゥス」と聞こえます。
おそらく、これは「Gus」に対しての「Tus」であって、略称だと思われます。

バストファージョーンズ:

綴りは「Gastrofar George」。
ナンバーが収録されていないため、発音は不明です。
文字通り発音するなら「ガストファージョージ」でしょうか。

マンカストラップ:

綴りは「Munkustrapp」。
発音は不明です。
たぶん綴りが少し違うだけで、発音は変わらないと思います。

ラム・タム・タガー:

綴りは「Micsel Rumli」。
正しい発音はともかく、「ミチェル・ルムリ」と聞こえます。
[rumli]⇒[screw-up:失敗、へま、ドジ]
全部あわせると「ドジなミチェル」……?

ミストフェリーズ:

綴りは「Mefisztulész」。
正しい発音はともかく、「メフィストゥレース」と聞こえます。

ランパスキャット:

綴りは「Nagy Hirig Macska」。
ナンバーが収録されていないため、発音は不明です。
[Nagy Hirig Macska]⇒[Large punch-up Cat:大きな殴り合い猫]
「大きな→偉大な(グレート)」「殴り合い→ケンカ」と置き換えれば、結構そのまんまです。

マンゴジェリー:

綴りは「Ben Mickering」。
正しい発音はともかく、「ベン・ミケリング」と聞こえます。

スキンブルシャンクス:

綴りは「Elvisz Trén」。
正しい発音はともかく、「エルヴィス・トリィン」と聞こえます。
[Trén]⇒[train:列車、汽車]
ついにスキンブルは名前にまで「Train」と付くようになりました。(←)
それにしても、何故にエルヴィス……。

コリコパット:

綴りは「Koricipat」。
発音は不明です。
たぶん綴りが少し違うだけで、発音は変わらないと思います。

マキャヴィティ:

綴りは「Sam Mitsegél」。
正しい発音はともかく、「サム・ミチェゲール」と聞こえます。



ACT 1

Karminca dal(ジェリクルソング)

出だしのピアノ音の一部のキーが高いです。(とっても違和感)

ハンガリーでは[Jellicle]ではなく、[Karminca]という言葉が使われてます。
「カルミンツァ」もしくは「コルミンツァ」と聞こえます。
[dal]⇒[song:歌]
『Karminca dal』で『ジェリクルソング』。そのまんまです。

「♪低いパート 高い音も(アアアア~ア)♪」のあたりのテンポが、妙に早いです。

ラストに低音で「ボン ボン ボン」と謎のピアノ音が入ってます。

Gimb-Gömb macska(ジェニエニドッツ)

ソロ部分を歌ってるのは、マンカストラップと思われます。

ダンスセクションは入ってますが、四季猫より短いです。
もともと短いのか、CDにするにあたりカットされたのかは不明です。
どこがどうとは説明出来ませんが、構成も少し違うようです。

ロンドン猫と同じく「♪素晴らしいおばさん万歳♪」の前に、万歳三唱のコーラスが入ってます。

Micsel Rumli makacs macska(ラム・タム・タガー)

タガーが「ぅわぁ~~~ぅ」という妙な鳴き声と共に登場します。

テンポが速いです。

[makacs]⇒[stubborn:捻くれた、頑固な]
すなわち「ドジなミチェルは捻くれ猫」ということに。
(意味がそのまんまなのもありますが、[makacs]と[macska]で、後ろの "ka" と "cs" を入れ替えただけの単語を使うという、言葉遊びも含まれているのではないかと)

「♪ラム・タム・タガー こいつはやっかい♪」のパートは、男声ソロです。

「♪ラム・タム・タガー こいつはつっぱり♪」のパートは、女声デュエット(?)です。

Grizabella(グリザベラ)

歌うのはグリザベラと、シラバブあるいはジェミマに相当する猫と、ディミータ(たぶん)の3匹です。

Ben Mickering és Mindlevery(マンゴジェリーとランペルティーザ)

海外猫CDでは珍しく、マイナーバージョンです。

終盤、マンゴジェリーがかなりアレンジして歌うようになります。
「♪はたまた天気のせいなのか♪」と「♪さぁマンゴジェリーか♪」は、まるで逆ギレしてるかのように聞こえます。
また、「♪書斎で大事な花瓶の♪」では、語尾で何か「ぽよよ~ん」と言ってるのが聞こえます。

Mister Old Csendbelenn(オールドデュトロノミー)

歌うのはマンカストラップ(たぶん)と、オス猫の誰かもう1匹。
このナンバーでしか確認出来ないキャスト名なので、タガーではありません。(クアックソーかな?)

冒頭のコーラスが無く、いきなりマンカストラップ(たぶん)のソロから始まります。

冒頭のコーラスがカットされてる上に、終盤のコーラス部分の繰り返しが無いので、曲全体が短いです。

Karminca bál(ジェリクル舞踏会)

[bál]⇒[ball:舞踏会]
『Karminca bál』で『ジェリクル舞踏会』。そのまんまです。

セリフ部分は完全カットで、曲も途中から始まります。
(四季猫なら、オールドデュトロノミーが星空を作るところから)


ACT 2

Színházi macska(ガス)

[színházi]⇒[theatrical:役者]
『Színházi macska』で『役者猫』。やはりそのまんまです。

ガスと一緒に歌うのはボンバルリーナ(たぶん)です。
ジェリーロラムがいないので、彼女のポジションにはボンバルリーナがいるようです。

Elvisz Trén(スキンブルシャンクス)

Sam Mitsegél(マキャヴィティ)

最初から最後まで、ディミータ(たぶん)とボンバルリーナ(たぶん)だけで歌います。
四季猫ならコーラスの部分も2匹だけで歌ってます。

ハンガリーでも、マキャヴィティはスコットランドヤードに追われてます。

「♪犬が1匹♪」のあとに、ディミータ(たぶん)とボンバルリーナ(たぶん)の悲鳴が入ります。
そのあと「♪引き裂かれた♪」に続きます。

「♪マキャヴィティ マキャヴィティ 悪徳マキャヴィティ♪」から「♪ナポレオン オブ クライム♪」までの部分がありません。

『マキャヴィティとの闘い』は、完全にカットです。

Mister Mefisztulész, a varázsló macska(ミストフェリーズ)

[varázsló]⇒[wizard:魔術師]
やはりそのまんまです。

冒頭のセリフは無く、「♪最高の天才児♪」から始まります。

最初から最後まで全部同じ猫が歌います。(かなりアレンジしまくって歌ってます)
このナンバーでしか確認出来ないキャスト名なので、タガーではありません。
おそらくミストフェリーズ1号と思われます。

ダンスセクションがありません。

Éjfél(メモリー)

[éjfél]⇒[midnight:真夜中]
何故「メモリー」という意味のハンガリー語の単語を使わなかったのかと。(謎)

歌うのはグリザベラと、シラバブあるいはジェミマに相当する猫の2匹です。

前奏が短く、グリザベラのソロから始まります。
途中、シラバブあるいはジェミマに相当する猫のソロはありますが、グリザベラとのデュエットはありません。

Csendbelenn szólója(猫からのごあいさつ)

中間のコーラス部分がありません。




ハンガリー語は英語とは似ても似つかない言語ということで、あまりの変わりっぷりが面白いです。
しかし、固有名詞をこんなに変えてしまって良いのでしょうか。
原作者のT.S.エリオットさんが作った造語の意味が無くなってしまうのでは……。

inserted by FC2 system