ALONZO | Roland Alexander |
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ASPARAGUS | Stephen Tate |
BOMBALURINA | Geraldine Gardner |
BUSTOPHER | Brian Blessed |
CARBUCKETTY | David Baxter |
CASSANDRA | Seeta Indrani |
CORICOPAT | Donald Waugh |
DEMETER | Sharon Lee-Hill |
DEUTERONOMY | Brian Blessed |
GEORGE | John Chester |
GRIZABELLA | Elaine Paige |
JELLYLORUM | Susan Jane Tanner |
JENNYANYDOTS | Myra Sands |
JEMIMA | Sarah Brightman |
MUNGOJERRIE | John Thornton |
MUNKUSTRAP | Jeff Shankly |
QUAXO(MISTOFFELEES) | Wayne Sleep |
RUMPLETEAZER | Bonnie Langford |
RUM TUM TUGGER | Paul Nicholas |
SKIMBLESHANKS | Kenn Wells |
TANTOMILE | Femi Taylor |
VICTORIA | Finola Hughes |
THE KITTENS | Peter Barry Julie Edmett Anita Pashley Steven Wayne |
THE CATS CHORUS | Jeni Evans Nick Hamilton Stephen Hill Nicola Kimber |
「THE CATS CHORUS」はともかく、「THE KITTENS」はどういう役割なんだろうか……。(謎)
綴りが「MISTOFFELEES」だったり「MISTOFFOLEES」だったり、表記が統一されてません。
訳詞では「ミストフォリーズ」と表記されてます。
綴りが「RUMPELTEAZER」だったり「RUMPLETEAZER」だったり、表記が統一されてません。
これは四季猫でも言えることですが……。
訳詞では「ランプルティーザー」と表記されてます。
「家族が毎日使う名前」
→ PETER AUGUSTUS ALONZO JAMES VICTOR JONATHAN GEORGE BILL BAILEY
(家族が毎日使う名前で挙げられてしまったアロンゾやジョージの立場って……)
「もっと耳ざわりのよい、変わった素敵な名前」
→ PLATO ADMETUS ELECTRA DEMETER
「独特の、もっと威厳のある名前」
→ MUNKUSTRAP QUAXO CORICOPAT BOMBALURINA JELLYLORUM
歌うのはジェニエニドッツ、クァックソー(ミストフォリーズ)、ジェリーロラム、ボンバルリーナです。
四季猫ならマンカストラップが歌うパートを、クァックソー(ミストフォリーズ)が歌ってます。
そして3ガールズではなく、ジェリーロラムとボンバルリーナの2ガールズです。
原詩が全て曲に盛り込まれているので長いです。
1番から3番まであります。(四季猫で歌われているのは、原詩の1節目と3節目)
3番の「♪HER NAME IS JENNYANYDOTS♪」のジェニエニドッツの名前の部分を、2ガールズが歌っています。
「♪For, She's a jolly good fellow ! (素晴らしいおばさん万歳)♪」の前に、「おばさんのために万歳三唱しよう 秩序立った家庭はおばさんのおかげ 万歳! 万歳! 万歳!」といった内容のコーラスが入ってます。
四季猫には無い部分です。
「♪RUM TUM TUGGER IS A TERRIBLE BORE (ラム・タム・タガー こいつはやっかい)♪」のパートが男声ソロです。
歌うのはグリザベラ、ボンバルリーナ、ディミータです。
曲の構成が違います。
この時点では「♪盛り場をうろつく…♪」の部分が歌われず、グリザベラのソロの後は「♪グリザベラはグラマーキャット♪」の部分に続きます。
バストファージョーンズを演じるのは、アスパラガス役の人ではなく、オールドデュトロノミー役の人です。
3ガールズはジェニエニドッツ、ジェリーロラム、ボンバルリーナの3匹です。
マイナーバージョンです。
歌うのはクァックソー(ミストフォリーズ)、マンカストラップ、ジョージです。(オールドデュータロノミー除く)
コーラス以外の重唱は無く、3匹ともソロのみです。
原詩のほぼ全てが曲に盛り込まれているので長いです。
「YES」と「NO」の歌詞の順番が、原詩と逆になってます。(四季猫なら「♪生きる喜び♪」の部分)
原詩「NO!...YES!...HO!...HI!...OH MY EYE!」
→ロンドンCD「♪YES!...NO!...HO!...HI!...OH MY EYE!♪」
全体的にテンポが早く、曲の構成も違います。
四季猫で言えば、ミストフェリーズとボンバルリーナが踊るところ、タンブルブルータスとカッサンドラのタイヤの上でのアダージョのところ、ランパスキャットとボンバルリーナが踊り出すところがありません。
ここで初めて「♪盛り場をうろつく…♪」の部分が歌われます。歌うのはディミータです。
「♪グリザベラはグラマーキャット♪」の部分は、全員のコーラスです。
メモリー部分を歌うのはジェミマです。
グロールタイガーの部下のうち2匹には「グランバスキン」と「タンブルブルータス」という名前があります。
グランバスキンをマンカストラップが演じ、甲板長のタンブルブルータスをアロンゾが演じてます。
(タンブルブルータスという名前は劇中劇での役名)
名無しのクリューは、クァックソー(ミストフォリーズ)、スキンブルシャンクス、ジョージです。
サイアミーズ隊長のギルバートをコリコパットが演じてます。
(ギルバートという名前は劇中劇での役名)
隊長のギルバートとは別に、「サイアミーズ・アクロバット」という役があり、カーバケッティが演じてます。
サイアミーズのメンバーは、マンゴジェリー、タントミール、ランプルティーザー、タガー、ボンバルリーナ、ジェニエニドッツ、ヴィクトリア、ディミータ、カッサンドラ、ジェミマです。
四季猫ならクリューが歌う部分を、一部、サイアミーズが歌っているようです。
グロールタイガーとグリドルボーンの「♪キ・エ・ラ♪」「♪ミ・アモーレ♪」「♪ソノ・クゥイ♪」のアリアが無く、代わりに『ビリー・マッコーのバラード』という曲が入ってます。(舞台はどういう状況になってるんだろうか)
ちなみに「ビリー・マッコー」とはオウムの名前です。(なんでオウム……?)
ギルバートが率いるサイアミーズの中には、シャム猫の他にモンゴルの大集団と中国猫も居ます。
殺陣シーンは完全にカットされていて、「♪グロールタイガー刃のうずに囲まれた♪」のあとはすぐに「♪追いつめられて後ずさり♪」に続きます。
グロールタイガーが身投げした時の水音が入ってます。
冒頭の「♪SKIMBLESHANKS, THE RAILWAY CAT♪」を歌うのは、ランプルティーザーです。(たぶん)
彼女の声はコーラス部分でもよく聞こえてきます。
ところどころ、スキンブルシャンクス以外の猫にもソロパートがあります。
マキャヴィティを演じるのは、マンゴジェリー役の人です。(驚愕)
(小者呼ばわりされるマンゴジェリーとマキャヴィティを同じ人が演じるというのは、面白いキャスティングですね)
「小者」としてあげられるのは、マンゴジェリー、ランプルティーザー、グリドルボーンの3匹です。
コーラスは女声のみです。
『マキャヴィティとの闘い』は、偽デュト登場あたりが入ってます。
このナンバーでのみ、クァックソーはミストフォリーズと呼ばれてます。
「Quaxo, otherwise known as Mr. Mistoffolees (クアックソー、別名ミストフォリーズ氏)」と説明されてます。
最初から最後までタガーが全部歌います。
四季猫でいうダンスセクションにあたるメロディーがありません。
……が、ミストフォリーズはマジックを披露しまくっているらしく、歓声や拍手の音が入ってます。
タガーも歌詞とは別に、「MARVELOUS!」とか何とか、かなりの歓声をあげてます。
歌うのはジェミマとグリザベラです。
「♪木漏れ陽は輝き…♪」の部分が無く、ジェミマのパートは冒頭のみです。
なので、グリザベラとジェミマのデュエットがありません。
天上へは光浴びて行くのではなく、ラッセルホテルを越えて行きます。
(※ラッセルホテル:大英博物館近くの静かな環境に建つロンドンの歴史的ホテル)
全てのCATSの原点となるロンドンCATS。
それなのに、何故ランパスナンバーが入っていないのかと。
初演時には無かったんでしょうか。
マンペルナンバーも、後にマイナーバージョンからメジャーバージョンに変わったらしいですし。
グリザベラが関わる全ての曲(ジェリクルソング除く)が他とはかなり変わった構成になっていたり、このCDでしか聴けない『ビリー・マッコーのバラード』が入っていたり、原点ではあるけど、異色のCDと言えるかもしれません。
余談ですが、ミストナンバーをイヤホンで聴く度に、冒頭のタガーのセリフにゾクゾクッとしてしまいます。(←)