The 25th Jellicle

クレイジー・フォー・ユー『リハーサル見学』

2007年1月5日(金) ソワレ 京都劇場

《キャスト(敬称略)》
ボビー・チャイルド 荒川務
ポリー・ベーカー 樋口麻美
ランク・ホーキンス 牧野公昭
アイリーン・ロス 八重沢真美
ベラ・ザングラー 栗原英雄
エベレット・ベーカー 松下武史
ボビーの母 斉藤昭子
テス 有永美奈子
ユージーン・フォーダー 三宅克典
パトリシア・フォーダー 加藤聖恵
 
ムース 石路
サム 岩城雄太
ミンゴ 畠山典之
ビリー 石野喜一
パーキンス/カスタス 熊谷崇
ジュニア 平田郁夫
ピート 中山大豪
ジミー 和泉沢旭
ワイアット 関与志雄
ハリー 村中弘和
 
パッツィー 石塚智子
シーラ 村上智
ミッツィー 柴田桃子
スージー 伊東恵
ルイーズ 恒川愛
ベッツィー 市川友貴
マギー 小川飛鳥
ベラ 中嶋美音
エレイン 須田綾乃



@リハーサル

歌唱チェックが松下さん。場当たりチェックが関さん。

『Girls Enter Nevada』の歌唱チェック。(アカペラかつ、踊りや動きは無し)
「♪未練なんかないのよ」の『み』、「♪今ではもうネオンだって」の『だ』をかなり細かくダメ出し。(文字表記じゃ説明出来ない)

『Girls Enter Nevada』を音付き踊り付きでチェック。
関さん、テスとパッツィの立ち位置確認。
ハンカチライン、上手組に対して下手組の間隔が狭いとダメ出し。
松下さん、「♪都会ではいつも」の『と』、ラストの「♪ウゥ、ウゥ、ウゥ、ウゥ、ウゥ、ウゥ、ウゥ、アァ~」のハーモニーにダメ出し。

『Slap That Bass』の場当たりチェック。(@ペアが輪になって踊るトコ)
以下、関さんのダメ出し。
岩城さんの組が輪から膨れてる。ダイゴーさんの組もやや膨れてる。
畠山さんの組、前の組から離れ過ぎ。
(ちなみに、関さんは客席からチェック入れてるので、ワイアットのペアの相手(誰か見分け付かず)は、全部1人でやってました)

『Slap That Bass』を音付き踊り付きでチェック。
以下、関さんのダメ出し。
ステップ踏んでる時はアタマの高さを一定に。
ステップが変わってペアが離れても、流れは大切に。
ベース(中央)に集まるとき、上手組はもう半歩中へ。

……抜けてることもあるでしょうけど、大体こんな感じだったと思います。

@質問コーナー

司会進行はワイアット役の関さん。
質問回答者は、ミンゴ役の畠山さん、スージー役の伊東さん、パッツィ役の石塚さん、ザングラーさん役の栗原さんの4人。
(質問の順番とか、全部は覚えてはいないので大雑把に抜粋で)

Q. 1番気合いの入る場面はどこですか?

畠:郵便局での『ステップ・ツー・ステップ・ステップ!』。

伊:私はその場面に出てないんで、何にもしてないんですが、ラストのボビーとポリーの恋の行方が上手く行くのかどうかってところ。舞台袖で観てて(手を組んで)キュ~ンって、気合い入ってます。
石:私もその場面はキュ~ンって気合い入ります。

栗:気合いは入れません。(笑)
――変に気合いを入れると、芝居の全体が崩れるので、気負わないようにしてるそうです。

Q. タップをやってて嬉しかったこと、辛かったことは?

畠:初めて『I Got ~』のスピードについて行けるようになった時は、嬉しかったです。

伊:やっぱり出来なかったステップが出来るようになった時は嬉しかったです。
――ジャズダンスだと、練習してて自分でも上達して行くのが分かるけど、タップはある日突然、出来るようになったりするのだそうです。

石:練習で足がパンパンになるのはやっぱり辛いです。
それで壁に足を挙げたまま寝て、翌朝、冷たくなってたり。(笑)
血が下がってるし、布団から足がはみ出てるので。

Q. ストレス解消法は?

畠:寝る!

伊:睡眠とかお風呂とかイロイロあります。他は木に抱きつく
全員:Σっ!?」
――抱きつくと、木が体の悪いものを吸い取ってくれるとか。いわゆるヒーリング効果?
石塚さんが「私も今度一緒にやってみようかな」と仰ってました。(笑)


栗:(質問者に向かって逆に質問)アナタのストレス解消法は何?
客:こうやってミュージカルを見させて頂くコトです。
栗:お客さんからその言葉を聞くのがストレス解消になります。(笑)

Q. 大晦日の年越しは何をしてましたか?

畠:みんなで集まって鍋をしてました。
関:何鍋?
畠:闇鍋?
関:何鍋!
畠:あぁ、『何鍋』ね。(納得)
関:……。
畠:Σあっ! 鍋は寄せ鍋です!
年越しの瞬間は、時報を聞こうと電話掛けてるうちに、テレビ画面の時計が0:00になっちゃいました。

伊:ベランダに出て、星がキレイだったので、星に向かってお祈りしました。

石:お笑い好きなので、ダウンタ○ンの番組観てました。気が付いたら年が明けてました。

栗:窓を開けて、除夜の鐘を聞こうとしてたんですが……聞こえませんでした。

Q. 子供の頃は何になりたかったですか?

畠:冒険家ですね。幼稚園の時にそういうコーナー(?)で紙に書いたのが冒険家。
関:何かの影響で?
畠:インディ・ジョーンズです。
栗:インディ・ジョーンズが幼稚園の時か……。(ぼそっ)

伊:(色々あった中でも印象に残ってるのは)サンタクロースです。
全員:Σっ!?
関:サンタクロースっておじいちゃんじゃないですか。
伊:そうなんですよー。サンタクロースに『弟子入りさせて下さい』って手紙を枕元に置いて寝たら、翌朝『サンタクロースは男の子しかなれないんだよ』って返事が置いてあって、諦めました。
関:良いお父さんだね……。(笑)

石:本を読むのが好きなので、本がたくさんある本屋さんになりたかったです。

栗:色々あって、その時その時でしょっちゅう変わってました。1年ごととか半年ごととか。もう覚えてません。


何の質問の回答だったか忘れましたが、2幕のビリーの階段落ちに至った乱闘を、石塚さんが「下らないことやってる……(笑)」と仰ってて、関さんが「下らなくて悪かったな!(笑)」と切り返してたのが面白かったです。(笑)

他にもいくつか質問はありましたが、印象(記憶)に残ってるのはこんなトコです。



以上、お読み頂きありがとうございました。

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