The 25th Jellicle

アンデルセン『リハーサル見学』

2009年10月27日(火) ソワレ 神戸文化ホール 大ホール

《キャスト(敬称略)》
ハンス・クリスチャン・アンデルセン 味方隆司
マダム・ドーロ 斉藤美絵子
ニールス 岩崎晋也
ペーター 有賀光一
 
【男性アンサンブル】
齊藤翔
鈴木伶央
齊藤太一
高城将一
渡井真一
廣野圭亮
校長/ホルム編集長 維田修二
町長/船長 川地啓友
警官/リク 香川大輔
オットー 川口啓史
前田員範
 
【女性アンサンブル】
外国の王女 大橋里砂
長橋礼佳
アンナ 江部麻由子
森田真代
梅崎友里絵
大槻純子
服部ゆう
荒木舞
石野寛子
高橋佳織
榊山玲子
是澤麻伊子
ラース 白澤友理
セリーヌ 大橋伸予



「オーデンセ」→「コペンハーゲン」→「海底」→「カテコ」の順で、それぞれの各場面の場当たりを見学しました。
見学後はロビーで(全員立ったまんま)、川地さんが見学内容の説明や、その他、全国公演の運営についてお話しして下さいました。

全国公演でのリハーサルは、公演の度ごとに劇場が変わり、舞台の広さなどが違うので、場当たりが主になるとの事。
(ちなみに、四季専用劇場と違って、公共の劇場は多目的ホールに作られている事が多く、舞台が横に広く奥行きが浅い事が多いとか)
照明さんはライトの位置確認・調整を、音響さんは音の響き具合、残響音などをチェックするのだそうです。

続いて質問タイム。
ロビーでのお話の最初に「このあと質問タイムを設けるので、話を聞きながら質問を考えておいて下さい。『質問どうぞ』って言って、シーンとされると、胸がキューッとなるので…。(苦笑)」と仰ってたんですが、やっぱり「質問どうぞ」で、シーンとなってしまいました。(川地さんゴメンなさい)
でもすぐに挙手があり、そのあとはポンポンポンと質問が続けて出ました。(めでたしめでたし)
このまま書き続けるとグダグダになりそうなので、適当に箇条書きします。

最後に「車や家電と違って形に残らないモノ(文化)にお金(入場料)を払ってまで観に来て下さった事に感謝しています。プロとして、歌であるとか、言葉であるとか、ダンスであるとか、皆さんの心(思い出)に残るモノを与えるべく日々頑張っています。今後もよろしくお願いします」といった主旨(あくまで主旨なので言葉は違います)のご挨拶がありました。
なんか聞いてて泣きそうになりました。川地さん、良い人だなぁ。(ホロリ)

川地さんは「場当たりばかりのリハ見で、お客さんに楽しんでもらえているんだろうか?」と、少々心配しておられましたが、私は楽しかったですよー。ありがとうございました。
(そりゃあ、ダンスシーンやコーラスシーンの方が見応えはありますけど、本来、リハーサルってお客さんに見せて楽しませるものではありませんからね。「リハーサルの様子を見学出来ること」自体が楽しいんじゃないかと)



以上、お読み頂きありがとうございました。

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